体感温度

発表会へのカウントダウンも始まった3月。18日を過ぎてホッとしたのか、ちょっと疲れが出てきましたね。早く寝ることで対処していました。

今日は随分と暖かくなってきました。それでも夕方になれば寒く感じます。真冬は「寒い」という点で気温が安定していますが、冬も終わりかけになると季節変化のため気候が不順であり、体調を崩しやすいのもまた事実。温度の上下は人体に影響を及ぼしやすいのです。

ペットショップで飼育説明をしていると、「温度(とその変化)」というものについてかなり鈍感な人が多いと感じています。老若男女関係ありません。無理からぬこととはいえ、温度に対して「自分基準」で考えてしまうせいもあるのです。
(結局、誰しも自分が暑いか寒いかが最大の判断基準ですからね)

熱帯魚は水槽の水量に応じたヒーター一本で事足りるので楽ですが、小動物はそうはいきません。環境要因が大きく絡んできます。

小動物は身体が小さいので、特に寒さに弱いのです。人間に比べて体積が小さい分、熱があっという間に奪われるので体力の消耗が激しく、一晩で死ぬ、体調を崩すことも珍しくありません。

人間基準で考えると十分暖かくても小動物には寒かったりすることもざらにあります。

そもそもペットショップのスタッフ自体、動物の飼育だけでなく、野外活動(釣り、採集、登山等)なども経験があるので温度に対する知識や経験、危険性を一般人よりも把握しているのですが、それを経験のない人、受け皿の無い人に説明するのは大変です。

魚にしても動物にしてもそれらが寒さで動きが鈍っていることすら気づかない人もいますからね・・・。

 

人が暑いと感じたり、涼しいと感じたりするのは、温度のみに原因があると誤解されがちですが、その時の温度=体感温度ではないのです。体感温度は、気温だけに影響を受けるわけではなく、特に室内であれば身の回りの物体から放出される輻射熱(赤外線)によっても大きく変化します。 例えば、太陽が照りつける真夏日に木陰に避難すると、気温は日なたと同じであるにも関わらず涼しく感じます。これは太陽の輻射熱を直接浴びずに済むことで、体感温度が下がるためです。

同じ温度でも、特に「寒さ」が変わるのが体感温度です。

「寒さの質」というのがあり、寒さを覚える要因はその時の温度だけではありません。寒さは、「風が強い」「空気自体が冷たい」「日差しが無い」という3つのタイプに分かれます。

まず、風の強弱で体感温度が変わってきます。風速1メートルで体感温度が1度下がるといわれています。

続いて、「空気が冷え切った寒さ」です。これはいわゆる「底冷え」です。これは天候からの判断になります。晴れて風が弱い夜は、「放射冷却」が強まって気温がグッと下がります。放射冷却とは、地表面の熱が放射によって奪われ気温が下がる現象です。
当然家屋の壁や屋根などからも熱が奪われますので、室内であってもどんどん冷え込んできます。

最後は「日差しが無い寒さ」。底冷えの日よりも朝の冷え込みがマシなのでつい油断してしまいますが、昼間も気温は横ばい。朝よりも寒くなったように感じます。加えて雨や雪が降り出せば、気温自体も下がることが多く、手足が震えてしまうことも珍しくありません。

 

ダンスでも、体幹はわりと温かくなっても足元が冷えたままというのはよくあります。太極拳や気功などでも下肢には気が届きにくいのです。
(膝から下は血行促進の具合を体感出来ないと言いますか)

というわけで職場でもスタジオでもこっそりレッグウォーマーは冬場はほとんど身に着けてます。(特に職場では水を触るので熱が奪われやすい為)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です