発表会の「ルビコン川」 テクニカルリハーサル終了 

2/18。
20th:フリーウェイダンスフェスティバルに向けてのテクニカルリハーサルが終了しました。先生方、スタッフの皆さん、舞台関係の皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。

 

テクリハ(総見)はある意味の「ルビコン川」すなわち「帰還不能点」であります。その点を越えると引き返すことが許されず、変更不能の状況に身をおくことになり、物理的に後戻りできない一線を意味します。

(冗談じゃなくて、本当に先生が許してくれない)

衣装も振り付けも位置移動も、およそ一切の変更が認められない。そういうポイントなのです。そういう意味では緊張します。決定稿を出す、そんな感じですね。

「ルビコン川」。この表現は紀元前49 年にジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)が当時イタリアとゴールの古くからの国境であったルビコン川を渡ったことに由来します。ローマ内戦において元老院の命に背いたジュリアス・シーザーが軍を率いてこの川を渡りました。この際に「賽は投げられた」と述べたことも有名です。

 

テクリハの前に撮影がありまして、順次、クラスごとに撮っていきます。私の場合はちょっとばかり仮装なので、どうも緊張する。そう、何故なら化ける前と後を見られてしまうので、「中の人」にとっては少々気恥ずかしいものがあります。

ちょっと早めに入って衣装の仕度。衣装に慣らさないといけないのでいつまでも更衣室に引きこもっているわけにもいかず、3階のロビーで休憩。

キッズの子たちがヒソヒソヒソヒソ。
「・・・次元かな?・・・マイケルかな?」
「聞いてみたら?」「やだよ~」

( ´;ω;’)ぜんぶ聞こえているんですけど?!(泣)

今さら「次元だよッ!」とは答えられず、黙ってスマホを眺めるのみ。ああ、クオリティがこんなものか・・・。こどもは正直です。

ウィッグがちょっとウェーブが強すぎるんだけど、ほかに無かったんですよねぇ・・・・。

モヤモヤしているうちにチャイナドレスの不二子ちゃん登場。個人的にはサブマシンガンを持って欲しかったですねぇ。

撮影開始。
私は「次元」なのでそこまで目立つ必要がありません。新聞を読んでいる感じで顔もディティールもそこまで明確にしないコンセプト。不二子ちゃんは思いっきり目立っていただく。・・・あっという間に終了。

 

私はいったん帰宅し、仮眠。脳内リセット。

 

再びスタジオに戻り、リハの準備をします。
1人のメンズがなんと見事な装飾をされた衣装を着ている・・・! バレエに出るそうですが、間に合わせでもない、コスプレでもない、明らかな舞台用の本格的な衣装。重厚感が違う。

こういう出来栄えの見事な本気の衣装を見ると心が躍ります。

 ナポレオン時代の軍服。こういうのが着たい。

 

ハンガリー騎兵の大礼服。こういうのでJAZZを・・・。

 

さて、フリーウェイの発表会なのですが、だいたいその年によって衣装に流行りがあります。ベストだったり、ベアトップだったり、いろいろありますが、今回は「上下揃いのスーツ」。昔なら見向きもされなかったのにな~・・・・・と、自称「スーツ先駆者」のわたしが呟いております(笑)。TAPの衣装がスーツなので被るのがヤダなぁ・・・と本音もついつい(爆)。

ある意味のおいて、舞台衣装についてはステレオタイプな面があるのは否めません。
衣装における選択・・・・・・みな、どういう想いで選んでいるんだろうか?というのは気になるところです。

私自身のチョイスが普通の人なら選ばないところからスタートしているので、そのあたりはまったく意見が食い違うことは日常茶飯事。

ただ、静的で近距離のコスプレや変装と、動的で遠距離(+照明効果)のある舞台とでは衣装の観点・意図が異なる点もあります。私はどうしても前者の立場なので、そのあたりの修正は随分と時間がかかりました。

そういう点もあり、先述のみごとな出来栄えの衣装は、衣服としてもファッション性、質感、近距離でも遠距離でも、縫製や裁断においても完成度の高さを目の当たりにし、少しばかり感動した次第です。

もちろん明治期の日本軍の軍服(礼服)でも私は構わない。

 

話を戻しますが、単純な緊張なら1回目、2回目の方が高いと思います。さすがに3回目ともなればそのあたりは緩和しますが、テクリハがひとつの「決定」であることを踏まえると、これでよいのだろうか? という逡巡めいた緊張感は漂っています。

練習期間はこれで終わり、あとは仕上げ。迫りくる本番。誰もが「解放」と「終わり」を感じるのです。振り返ってわかる練習期間の楽しさ。

結果よりも過程だったのかな?と。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です