「恋のしらやまさん」という金沢・白山市の観光企画で知られる『白山比咩神社』に行ってきました。

※画像は借り物です

 

白山比咩神社 公式サイト
http://www.shirayama.or.jp/index.html

「恋のしらやまさん」とは、縁結びの神社である「白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ・地元では通称「しらやまさん」と呼ばれています)」にお参りし、鶴来の町並みや文化・歴史・味覚・パワースポット・人とのふれあいを堪能する旅行プログラムのこと。

やたらゆる可愛い・・・・?

北陸新幹線金沢開業をにらんだ観光戦略の一環と して企画が上がったところ、「自分たちの強みを見つけてビジネスにつなげる」という基本に立ち返って生まれたのがそれです。
白山比咩神社が日本創世の神の仲を取り持った「菊理媛(くくりひめ)」 を祀り、縁結びの御利益があるとして崇敬を受けています。全国的な知名度はありませんが、実はとても奥深く、数多くのパワースポットがあり、若い女性観光客が急増中なのです。

※参考サイト

『いま白山市で、若い女性観光客が急増している理由は、強みの徹底見極めと、顧客の絞り込みだった』http://takahisanagai.com/20150713

 

 

さて、縁結びに用があるのではなく、年内中に予定している伊勢神宮の御垣内参拝(みかきうちさんぱい)のための準備の一環として参拝してまいりました。「陽」の伊勢神宮に対し、「陰」である白山比め神社。黄泉平坂におけるイザナギとイザナミの仲を取り持ち、その後現世に戻ったイザナギから生まれたのが天照大御神をはじめとする三貴神たち。伊勢に祀られているのは天照大御神。そういう意味で、白山→伊勢の順で参拝するという方法もあるのです。
もちろん昇殿参拝(御祈祷)の予定なので、スーツ着用で行きました。

 

[JR大阪駅]

↓ 特急サンダーバード

[JR金沢駅]
↓ JR北陸本線
[JR西金沢駅]
↓  徒歩3分
[新西金沢駅]
↓ 北陸鉄道石川線
[鶴来駅]

↓徒歩30分
白川ひめ神社

 

北陸線というのもかなりのローカル線でしたね。
車両の扉が前しか開かないってヤツです。

鶴来駅(つるぎ-)からはバスを待っていられないので徒歩です。古い街並みを歩くのは嫌いではありません。
スーツ姿で片田舎をテクテクと歩く姿は何とも言い難い感じを醸し出していたと思います。

 

ちょっとだけ道に迷いましたが
(北陸鉄道石川線の廃線に出たり等)

無事に到着。土曜日なのですが、意外にクルマは少な目でしたね。

駐車場のトイレで少し身だしなみを整えて鳥居をくぐります。
木々が生い茂る大神神社の参道とも違う、香取神宮の参道とも違う、高野山・奥之院とも異なる趣があります。

これが「黄泉平坂」か。
しずしずと坂を登っていくと本殿が見えました。視界が一気に開けます。

まずは外拝殿(本殿)にて挨拶の参拝。
ちょうど結婚式の一幕だったようで、境内は少しにぎわっています。
私もスーツ姿なので紛らわしかったかもしれません(笑)。

はるか遠い神体山である「白山」の奥之院を臨む遥拝所でも参拝。

 

さて、御祈祷の前にお目当ての・・・・・

 

 

『航空母艦加賀 鎮魂記念植樹』

参集殿前の林の手前にひっそりと碑がありました。
※近くまで寄ることはできません

これ、絶対に下調べしてなかったら分からなかったですね。
案内には載っていません。

この神社は旧帝国海軍の空母「加賀」の艦内神社の分祀元です。そして現在の護衛艦「加賀」も同様にここが分祀元なのです。

 

さて、祈祷を申し込みに本殿隣の建物に入って、受付へ。ここは自分で書くのではなくて口頭で言って書いてもらうんですね。
もちろん内容は「神恩」です。
受付後は次の祈祷開始まで待ちますが、ずいぶんと綺麗で広い待合室です。ほかにも2.3組が待っていました。受付のやりとりを聞いていると地元はもちろん、「千葉県・・・」というのも聞こえてきましたね。
時刻になり、いざ祈祷開始です。神職による案内に従ってお清めをして昇殿します。ほかに5.6組いたのですが、入るタイミングの関係で私がど真ん中の真ん前になりました(冷や汗)。この広さ、空気、凛としたものが張っていましたね。大阪からはるばる石川・白山まで、思えば遠くきたものです。このように無事に来ることが出来た感謝もあり、感慨無量です。

玉串も一斉にやりましたが、みんな早いっ。こっちはまだ2拝中なのにもう玉串を奉げてるっ。

御祈祷も滞りなく終わり、お神酒をいただきます。クルマで来るとこうはいきませんからね。
お土産は祈願札、神饌、御箸、御神酒でした。その後は境内をあちこち見て回り、御朱印をいただきました。
心なしか女性の参拝者が多いような気もします。御朱印をもらう人も少なくありません。

さて、帰りも参道を通るわけですが、今度は黄泉路を通って浮世へ戻ることになります。心なしか行きとは雰囲気が異なりますね。明るいのです。いちおう後ろを振り返ることはしませんでした(笑)。

くくってもらうのではなく、自ら括る。神仏を敬いこそすれ、頼むことはしない。

 

それにしても外国人観光客、特にアジア系がほとんどいなかったのは幸い。
神社仏閣に彼らが来ると一気に「屋台村」になってしまうからな・・・・・。

パワースポットマニアもちょっと敬遠したいところです。

 

いつかは奥宮がある霊峰「白山」にも登拝したいものです。ここは一泊することを前提に本格的な山の装備が必要です。

 

帰りもテクテクと駅まで徒歩。そこから再びローカル線に揺られて金沢まで戻りました。少し時間があったので金沢の街をブラブラ。それにしても何て綺麗な街でしょうか。来たのはかれこれ20年ぶりくらいですが、大阪駅前よりキレイなんじゃないか?と思ってしまいますね。

 

次は伊勢神宮。御垣内参拝ですね。