そうでなければ「違法巻」ですわ。

 

立春です。暦の上では春であり、新年であり、申から酉へと変わります。

2/3は節分・土用明け(冬から春への過渡期が済む)・旧暦の人日の節供
旧暦の七草・大晦日・・・と忙しいですね。
「節分」といっても本来的には季節の変わり目であり、とうぜん夏にも秋にも冬にもあります。
ただ、一年は春から始まるということが重要視されていたため、春の節分が特に大事にされていました。

 

で、この時期が近づくと目についてくるのが「恵方巻を食べるという謎のイベント」。
徹頭徹尾、有無を言わさない「商業イベント」です。

このブログを読んでいる人は私が商業イベント大嫌いなのをごぞんじでしょうけど(笑)。

 

私は生まれも育ちも大阪の中心部で、父方もずっと大阪。母方は神戸なのですが、この手の行事をほとんど知りません。それに「恵方巻」はその作りからしてゴチャゴチャして味が混ざるので、そんなにおいしいモノではありません。

 

また由来については花柳界の下ネタなお大尽アソビなのはほぼ間違いないと思われます。
遊びなれた旦那衆がまことしやかに言葉遊びで、

『ご縁をな、断ち切らンように切り分けへンのや。で、無言で願いごとをしながら、
1本まるまる丸かじりするのが習わしなンやで。』

 

旦那はんのニヤニヤしている顔(笑)。
 
 

 

恵方巻に諸説あるとはいえ、すっかりケチがつきました。

「恵方巻」に関してアルバイトの課せられるノルマ。

3日の節分を前に、コンビニエンスストアなどでは「恵方(えほう)巻」の販売が始まっていますが、ツイッターには、販売のノルマを課されたというアルバイトの学生の書き込みが相次いでいます。NHKの取材に対して、ある女子高校生は「50本売るよう指示され、20本は家族に買ってもらうしかない」と訴えるなど、過酷なノルマに苦しむ実態が浮かび上がっています。
(中略)
NHKが取材した女子高校生は、「店長から50本売るよう指示され、友人にお願いしてなんとか30本は売ることができました。友人には悪いなと思っています。残りの20本は家族に買ってもらうしかありません」と話していました。

また、別の女子高校生は「店全体で700本売ることが決まり、自分も20本売るよう『ノルマ』を課されました。コンビニでは、夏はウナギ、秋はおでん、冬はクリスマスケーキやおせちと、販売ノルマが課され、一年中苦しいです。こういう売り方はおかしいと思いますが、店長に冷たくされるのも嫌ですし、アルバイトを続けるためにはしかたがないです」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170202/k10010862671000.html

 

 

 

私もコンビニアルバイト経験があります。幸いにして罰金を科せられるほどのノルマはなかったですが、それっぽい雰囲気はありました。ウナギとケーキは店長に同情して自腹購入したことはありますが(苦笑)。

 
 

お陰様で、私はコンビニの季節商品は基本的に絶対に買いません。
というより、百貨店や専門店があちこちにあるのに、何故コンビニをチョイスしないといけないのか?
 

言い方は悪いですが、コンビニが背伸びしたところで味と格は変わらないのです。
 
 
 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170202/k10010862671000.html

 
 
「縁起が良い」とか「招福」であるとか、そういう文句をうたいながらその実、人々を不幸に陥れる、搾取することで利を得ようとする実態。商業イベントのバカバカしさがようやく明るみに出たというところですね。

 

また、コンビニという性質上、200万本売れたところで、その廃棄はどれほどの量になるでしょうか。
大事な食物を無下にし、アルバイトから搾取する(ある意味、フランチャイズの店長も被害者か)。
法律違反、労働者の人権無視、脅迫、恫喝etc・・・。

加えて「フランチャイズなので本部は関係ない」というコンビニ本部の伝家の宝刀。コンビニという商売に「誠」なんてものは微塵もありません。本部でぬくぬくしている連中に売り上げが行くと思うととても買う気にはなりません。

 

「私の働いてるコンビニでは恵方巻きが49本廃棄になりました」
「26万円分の廃棄 二度と恵方巻き見たくない」
「恵方巻きの廃棄えげつなかったwww84個wwwwww」
「恵方巻きのみで合計価格13万以上の廃棄が」

引用元:J-CASTニュース(2016.2.5)

 

少なくとも「人を幸せにする」とうたう行事が人を不幸にしている事実。
大量の食物を捨てている現実。
もうやめればいいと思います。

 

こんな「いわくつき」のもの、もう食べられた代物ではありません。