12月も半ばを過ぎて

二回目のリハーサルは疾うに過ぎ、三回目のリハが目前に迫っています。かつての発表会が2月後半~3月のパターンしか知らない私としては実感が湧きません。年明けて、「(不安と緊張が募って)もういっそ早く当日になってくれ」と本番までジリジリするのがいつものことでした。

少し前のニュースなのですが、

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小鳥がさえずりながらタップダンスを踊るように両足で足踏みする姿を、北海道大の研究チームが撮影した。異性への求愛行動とみられ、高速で複雑に踏みならす姿は珍しいという。19日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に論文が掲載された。

http://www.asahi.com/articles/ASHCL5D7THCLIIPE012.html
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1秒あたり30コマの映像で見ると、鳥がさえずりながらピョンピョンしているだけにしか見えません。しかし300コマの映像を見ると、一回のジャンプで3~6回の足踏みをカタカタカタとしているのです。これはなかなかすごいですね。ぜひリンク先から観てください。

鳥はヒト以外でリズムに合わせて運動できる数少ない動物です。動物はそれぞれ固有のリズムをもっており、リズミカルな動きも十分にできます。しかし、「外部から与えられる」リズムに合わせて運動する能力を有しているわけではないのです。

4年ほど前の記事ですが、
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多くの動物の運動にもリズミカルなパターンがあり、中にはリズミカルなダンスそのものを披露するものもいる。しかし、動物たちはもともと持っているリズムのパターン以外に、「外部から与えられる」リズムに合わせて運動する能力を持っているわけではない。

「音楽に合わせてダンスをする」動物のビデオを解析すると、音楽と運動の同調が認められた動物は、オウムの仲間数種とゾウ1種のみで、イヌやウマ、サルなどでは確認ができなかった。その結果によれば、ヒトにとって容易な外から与えられた「リズムに合わせて運動する」ことが、動物一般にとっては当たり前ではないことがわかったのである。

リズムに合わせて運動できる、ヒト・オウムの仲間・ゾウの共通点は「発声を模倣する」という能力。この「発声の模倣」は、「新たな発声パターンを獲得する能力」と言い換えることも可能だ。

http://news.mynavi.jp/news/2011/10/19/015/

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人間が文化や世代を超えて「音楽に合わせて踊ること」が、実は「言語能力」に関係があることを示しているようです。

また、リズムに合わせるのはただの「反応」「反射」ではなくて、「予測・予期」したうえでのパターン認識に基づいているとのこと。

神経系や言語能力はもちろんですが、ヒトは外的リズムに乗って、ダンスなどを通じて仲間とコミュニケーションを取ったり、感情を共有してきています。今回の研究は、そのようなことを可能にするモノがいったい何なのか、その生物学的な基盤を探るひとつの手掛かりとして有用なようですね。

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