傍観者の幸福

一時に比べて少しは緩くなったものの、寒いですね。風があると体感温度が下がってしまうので著しく寒く感じてしまいます。「冬至」から本格的な寒さが始まると云われているのに、今でこの有様だと先が思いやられますね。

それにしても、17日の天気図を見ましたがこの時期にこんな気圧配置を見たことがありません。これは少々異様ですね。日本列島が大きな影響を受けています。油断ならないです。盛り場などがにぎわう時期ですが、こういう時は無用な外出は控えた方がいいとは思います。もちろんダンスなどでしっかり身体を動かして心身のリフレッシュを図るのは有意義かと。

 

歳末にむかって、人の心の軽漂浮薄ぶりがよく見えますね。

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JR東京駅で20日朝、開業100周年記念の「Suica(スイカ)」が売り出された。赤レンガの丸の内駅舎をデザインし、1枚2千円。駅前には9千人以上の列ができ、予定の午前8時より45分早く販売を始めた。JR東日本は1万5千枚を用意したが、混雑が激しくなり、午前9時40分ごろ、安全を考えて一時販売を停止した。

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6142992

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人を跳ねた山手線を撮る人たちね
https://twitter.com/wwwdensya/status/545964602257702912
山手線の人身事故の画像 必死に写真撮ってるの異常やと思った⊂((・x・))⊃
https://twitter.com/nishiguri/status/545960160355569664/

[!]運転見合わせ
23:26頃、新宿駅で発生した人身事故の影響で、現在も外回りの運転を見合わせています。
なお、振替輸送を行っています。(12月20日 00時20分掲載)

http://transit.loco.yahoo.co.jp/traininfo/detail/21/0/

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群集心理と云うか何というか・・・。

「並んだけど買えなかった」並んだから絶対に買える、お金を出すから絶対に手に入る、ということはないのです。並んだ労力や費やした時間に対する補償を求める気持ちが強い・・・・・損得”感情”がむき出しになってしまう。また、あくまでもお金は物と交換するための「モノ」に過ぎず、「お金を出す」行為そのものはただの行為、ただの暗黙の了解に過ぎません。そして「お金の万能感=世の中思い通り」は信仰のようなものです。

一方、写メという手軽さに潜む、一種の行動様式になってしまったんでしょうかね。事故やらハプニングやら、身近な出来事の記録。ツイッターやSNSに乗せたり、お友達に送ったりするんでしょう。

 

 

「こういう人たちは重心をどこかに置いて生きてきている」という表現がありましたが、言い得て妙だと思います。

 

 

さてさて、群集心理と先に書きましたが、駅などでも、大学生から若いサラリーマンくらいまでの男性が群れて騒いでいる様子を見ると、テンションの高くなった犬が尻尾を振ってはしゃいぎまわっているように見えることもあります。「意馬心猿」というんでしょうかね。一人でいるときはここまで勢いづくこともないだろうに・・・と思います。とにかく日本人は群れたがる。群れて騒ぎたがる。そういう印象があります。

ひとつの見解としては、江戸時代の頃より文化的に日本人は逆に「個」が確立しすぎてしまって、いったん群れてしまうと異常なほど群集心理が発揮されてしまう。酔ったような状態に陥りやすい。それは群れることがめったに起こらないからなんですね。

※このあたり、「つながり」とか「友達」とかをキャッチコピーにしてよく商売のネタにされていると思いますけど(笑)。そして個が確立しすぎてしまっているからこそ、「人情」とか「温かみ」とか、いまさらのようにクローズアップされたりキャッチコピーに使われたりする。文化のひとつの基準になってしまってるんですね。

 

とにもかくにも集団化してしまうと、とても文明人というか、知性と云うか、そういうものがまったく感じられなくなってしまいます。自分というものを、社会的な責任まで含めて消し飛んでしまうようにも思えます。

だからこそ、傍観者として、どんな悲惨な事故でも事件でも傍観していられるわけで、それはそれでこの事故を見ている自分は安全であることをかみしめている作業にもなっているわけです。どんなニュースがあっても、それを見ている間は絶対に(自分は)安全なんだ、という。

 

「バカッター」「バカ発見器」とも揶揄されるように、自分の犯罪行為までをもツイッターに掲載する人もいてますが、それもまた自分の安全のみならず権力や自己顕示の確認作業なのではないかと思います。どんどん激しく要求されるわけです。自分の安全を確かめたいために。

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