あけましておめでとうございます。

  
  

  

新しき 年の初めに 思ふどち い群れて居れば 嬉しくもあるか 
       万葉集 巻19-4284 道祖王(ふなどのおほきみ)

(新しい年の初めにこうやって打ち解けたもの同士が集うのは何よりも嬉しいことですね) 

恒例の「初踊りの会」も無事に楽しく過ごすことができました。最初は不安な特別レッスンも何度か繰り返して徐々に勢いがついてくると、あと4回でも5回でもいけそうなのが不思議ですね。結局30分ほどオーバーしても「お雑煮会」。今年も美味しくいただきました。京風雑煮をメインに、おせちや手作りのチャーシュー、お菓子などの差し入れもあり、かなり満腹になってしまうのです。御馳走様でした!
私は自家製にごり酒&燻製ベーコンを持ち込んで今回もご好評をいただきました。来年は黒麹のにごり酒と魚系の燻製にチャレンジしてみましょうか。(ちくわやカニカマの燻製は30本くらいあってもたぶん足らないでしょうね~)

           
                
                  
            

  
  
2014年の新春を迎えることができましたが、年々、私たちがかつて感じていた「お正月らしさ」はどんどんなくなっていきますね・・・・。

ものみなは あたらしきよし ただしくも ひとはふりゆく よろしかるべし
物皆は 新しき良し ただしくも 人は古り行く 宜しかるべし

万葉集 巻10-1885 作者不詳
 
  
  
【およそこの世の物は新しい方が良い。ただ、人間だけは古くなった方が良いだろう。】
  
季節や社会の移り変わりに比較して自分の加齢を嘆いたところで何がどうなるものでもありませんねぇ。歳を取ること自体、そんなに悪いものでもありません。見えてくるものもあり、ますます見えてこないものもあり。人生の経験とするためにはやはり何事につけ勉強が必要だと思います。
  

この歌に対する歌で、

冬過ぎて 春し来れば 年月は 新たなれども 人は古りゆく
       万葉集10-1884

【冬が過ぎて春がくれば年月は新しくなるのに、どうしても人はまたひとつ年を取ってしまうのだ】
(どうして人生は季節のようにリセットできないのだろう)
というのもあったりします。まさに人の「考える」ことの罪ですね(笑)。やはり歳は取りたくないし、いつでもリセットボタンを押したい気持ちはあるし・・・・というのは奈良時代の人も同じだという点を思うと、まぁ安心できますわな。
(寿命が現代とは比較にならないくらい短い&飢饉や疫病、戦乱の危険度もかなり高いという条件はありますが)
  
  
・・・という建前上のお正月のブログも書き終わりましたが、来月には「旧暦の正月」もあるので、もう一回ブログで「あけましておめでとうございます」と書くことになると思います。何でそこまで旧暦にこだわるの?と思う人もいるかもしれませんが、それこそ「人は古り行く宜しかるべし」ってやつでございますwwww