戦国ルネッサンス@高野山 其ノ一

私の研修先の同期とともに高野山に観光&納骨に訪れたお話しでございます。

  

そもそもは研修の合間に、世界遺産・高野山地域資源発掘プロジェクトの一環で企画された「戦国ルネッサンス2010」に行ってみようということから話が始まりました。今回は序章ということで、まずは「お江(ごう)と戦国武将の魂が集う高野山の秘密」というテーマでシンポジウム&トークバトルが開催されました。

なかなか面白そうですねぇ・・・と話が進んだところで、さらに高野山に関わりのある知人のお陰で何と納骨法要にまで話が至りました。同期が「だったらついでに親父の骨を納めるわ」と。おまけに宿坊やオリジナルツアーまで手配していただいて、非常にありがたいことです。

  

さて、当日、同期のお父さんのお骨(以下、おとうさん)とともに高野山へ。車中での会話もこんな感じである。
私「おとうさん、高野山に入りはるんですねぇ。なかなか無いことですよ?」
同「お付き合いしてもらってすみません。父はそんなに信仰心も篤い訳ではないですけど」
私「それにしても、いきなり弘法大師のお膝元にほうりこまれて、おとうさん大変ちがいますの?(笑)」
同「きっと修行三昧ですね(笑)。私は実はガンジス川に散骨しようかなぁと考えていたんですが」
私「ガンジス川の方が良かったかも。のんびりできそうですし・・・かわいそ~(笑)」
同「ホントですね(笑)」
私「おとうさん、がんばってください!!」

  

そんなこんなで大阪から3時間余り。山道をぐるぐると高野山へ。
宿坊へ着くなり他のツアーメンバーと夕食。もちろん精進料理です。これがまた美味しい!おまけに麦般若(び~る)も出たので、珍しく一杯いただきました。
夕食後は皆で連れ立って会場へ。高野山大学の講堂です。ただの体育館みたいなところを考えていたのですが、これがまた予想外にキレイで大きい!最前列に陣取って、開始を待ちました。

  

  

会場である高野山大学 松下講堂黎明館
会場である高野山大学 松下講堂黎明館

主催者挨拶の後は、話に聞かされていた御方が登場。「前・奥ノ院 維那(ゆいな)」である日野西眞定(ひのにししんじょう)先生です。大正13年・大連生まれ。維那(ゆいな)というのは早い話が弘法大師付きのお世話係です(弘法大師は今も生きているという高野山の考えによるものです)。現世で最も弘法大師の近しいお人です。文字通り、歴史の生き証人ですね。
弘法大師のことを話されるときは、ちょっとうれしそうにされていたのが印象的でした。高野山は密教であるが、日本の農耕成立以前からある民俗信仰の上にも成り立つものであるとのこと。神仏習合なんですね。

続いて京都造形大の中村教授の「戦国武将と茶、そして高野山」という講演。
面白かったのは、日本は政権や有力者が変わっても、茶道具などは次の政権に引き継がれるということ。中国を含む諸外国だと、大抵前政権のモノや文化はブチ壊されてしまいますが、日本は例外的にそうではないのだと。受け継ぐ文化であるということを話されていました。

その後は、その御二人に、「戦国魂」のプロデューサー・鈴木氏と同じく京都造形大の関本氏を加えて、戦国トークバトル。

感想から言いますと、時間足らなさ過ぎで謎が解けるどころか逆に深みにはまる一方でした(笑)。「弘法大師の山師としての云々・・・」と、地質学的立地条件に話が触れると進行役の関本氏が「そりゃ先生、一時間じゃ足りませんよww」と。

 

   

  

 

夜の宿坊に戻って明日の支度とスケジュールを確認し、お風呂に入って寝ました。静かです。夜の町並みも宿坊も耳が痛くなるほど静かでしたね。

  

翌日は5:30起床。旅館と違って、6:30から朝のお勤めが・・・・・・・・。

続きます。

  

奥ノ院 参道
奥ノ院 参道

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