ブログ始めということで、長文に挑戦してみます。

 本日は休日で、知人のお供で独鈷山鏑射寺(どっこさんかぶらいじ)というお寺に行ってました。神社と違ってお寺には敷居の高さを感じてしまい、私は少々苦手です。単独ではなかなか行けませんので良い機会です。

で、ここの御住職、とても徳の高いことで知られ、「平成の空海」とまで称されると聞きました。ちなみに、知人の別の目的は占事関係の大家の墓碑を観に行くことでした。

 テクテクと山を登ってお寺に入り、本堂や護摩堂にお参りします。私は御朱印をもらうために納経所のベルを鳴らしました。出てきた女性の方に御朱印をお願いして待っていると、やはりベルの音を聞いてか真っ白な着物を着たお坊さんが別のところから出てこられました。こちらの様子を見て一礼されたので、こちらもペコリと一礼しておきました。そうこうしているうちに御朱印も頂戴し、知人の目当ての墓碑も無事に見つけ、一通りの用事を済ませて寺を出ました。
出てすぐのところに大きな墓碑とどなたかの胸像があり、どこからも入れそうなところがありません。行きがけの時は不思議に思っておりましたが、今見ると何やら家族連れがその墓碑の前で佇んでおります。好奇心旺盛な知人が声を掛けてみると「上田流尺八道」という尺八の家元の御一家の御参りでした。
このお寺に関係物故者と流派守護を祀っているとのことで、家元とその御子息の奉納の音色を傍で聞かせてもらうという稀な体験をさせてもらいました。

 御一家にお礼を言って下山していると、一台の大型バンが私たちの横に停まりました。介護タクシーのようです。運転手さんが「タダで良いから乗っていくか?」と。これもお導きに違いない(笑)と2人で喜んでタダ乗りさせてもらいました。運転手さんが「今日はご住職いてはった?」と。お知り合いということです。「そういえば一人お坊さんがおられましたが、まさか・・・」。
そこで寺報の冊子を見せてもらってご住職のお顔を確認させてもらいました。あの時出てこられたお坊さんがまさにご住職御本人。

知人と二人して顔を見合わせて「し、しまったぁ!!」
「なんで気ィつかへんの?!」「あンだけ若々しいとはおもわへんかったし!」

人を見る目がまだまだないということですね(苦笑)。

なんと運転手さんが「戻ったるわ!」と言ってくれました。ひょっとしたら直筆の御朱印が頂戴できるかも、という期待に胸膨らませながら再びお寺に戻りました。しかし、残念ながら来客中ということでお会いすることは叶わず。

 お互いの見る目のなさを嘆きつつも、たった一日で本当にいろんな出会いがあったことを喜びながら帰路につきました。